喪女の頭んなか〜マンガ・本大好き、やさぐれケアマネのブログ〜

本とマンガが趣味の貫禄つきの喪女ケアマネの日記です。 日記は愚痴が8割で大変見苦しいですが、興味があれば読んでいただけると嬉しいです(*^-^*)

カテゴリ: 家族のこと

こんばんは。

疲れたぁ(´Д`)


今日は前回書いたおばあちゃんの七回忌でした。
姉さんがアスペルガーではないかと気づいてから初の家族行事で、親戚と会うのは三回忌以来だから4年ぶり?

もともと行事事には淡白な一族なので葬儀も法事も最小限。今日も集まったのは10人ちょっとで、お経あげてお焼香しただけでものの1時間くらいで終わりました。

それだけでなぜこんなに消耗するのかといえば、やっぱり母の存在と一族を観察しまくっていたからにつきます。

母についてはとうとう私と話すことをやめたらしく、こちらを見ようともしませんでした。
まぁ、本人がそうしたいならそれが一番平和なのかもしれないですね。
そして、ここまで来ると意外にも父が私に連絡したり気を使ったりするんだなぁという新鮮な発見があったりして。
人間、70を過ぎても変わるもんなんですね。単に仕事がなくなって暇だからかもしれませんが。
しっかし、父が私にメールしてきたりするのは間違いなく母の差し金なんですが、私は特に母に対してこれまでのスタンスを変えたつもりはないんですが…
母の中で何かがあったのか、いくら何事もなかったかのようにメールをしたり誕生日に現金を寄越したりしても娘から感謝されないから、いよいよ放り出したのかは分かりません。
でもまぁ、私から歩み寄る気はもうないんだからしょうがないですね。

おばあちゃんの法事が全部終わったので、次に家族に問題が起きるとしたら父か母の体調である可能性が高い。
私は姉弟随一の親不孝者として両親の記憶に残ることでしょう。

さて、ねえさんですが、アスペルガーかもしれないと思うとその傾向を探してしまう自分がいます。
お坊さんの読経の間、ねえさんはずっと指でリズム?をとるような、手を揉むような動作をしていました。
シンバルとか鳴ってけっこう騒がしい宗派だし、親戚もいたし緊張してたのかも。
実はこの癖、私も似たようなところがあって専門学校のときの面接対策で指摘されて直しました(-_-;)
緊張するとやりたくなるんですよね~

あと、帰りに二人でごはん食べて帰ったんですが、ねえさん氷が噛めないらしい。
なんでも、噛んだときの感触が耐えられないんだとか。私なんか夏は氷食べたくてしょうがなくて、今年は製氷皿1日1杯いっちゃってたけど(^_^;)
でも氷噛めない人はときどきいますよね。

あと、電気やさんにも寄ったんですが、ねえさん目当ての売り場を探し出せない。
店内図を見て、大まかな売り場までは行けるんだけど、そこからがダメ。
洋服とか雑貨屋はねえさんのアウェイだからかと思ってたけど、電気屋なんてホーム中のホームなはずなのに…
店舗内の陳列傾向ってどこも大体似てるじゃないですか。今日はイヤホンを見に行ったんですが、お店としてはお客さんが探しやすいように、例えば話題のワイヤレスイヤホンを目につきやすいところ、マイナーになってきた耳かけ式は端の方かな…みたいな。
どうやらそういうのが分からないらしい。「なんであんたはいつも目当ての棚を一番に見つけるんだ?視力がいいから?」って、何回か言われた…今思い出したけどそういえば母にも言われたことある…

そう、アスペルガーが遺伝するということは、父か母、もしくは両方がそうである可能性が高い。むしろ今日の法事メンバーはみんなその可能性が…

そうなるともう、意識せずにはいられません。その片鱗を掴もうとしてしまって正直おばあちゃんの供養なんて気持ちは吹っ飛んでました。

私はいったい何に育てられ、子どもの頃からの何が普通でどれが変なのか。
自分という存在の足元が揺らぐってこういうことかと思いました。

とはいえ、私がこの疑いを持ったからといって昨日のねえさんと今日の家族が変わったわけではないし、私が一人で混乱してるだけ。

ただ、仮に家族みんながアスペルガーだったとしたら、私の子どもの頃からの親や姉弟に気持ちを分かってほしい、共感したいという要望はただの我儘、無理を通そうとだだをこねていたに過ぎないことになる。
でも、自分もアスペルガーの傾向がある上に子どもの頃にそこ(家族との共感)が欠落した私は、「普通」の社会で誰かとそういう関係を築ける気がしない。

正直ものすごい孤独感に襲われています。
私の気持ちを「普通の」家族のようにわかってくれる人はこの世に一人もいないのかもしれない。

とはいえ、ねえさんも両親も、共感が全くできない、他人と表面的な会話もできないというわけではありません。
変わった家族なのは間違いないですが、愛情が全くないとも思わないし、私以外の家族はそれなりにうまくやっているんだからおかしいのは私の方なのかもしれません。それはそれで孤独には違いないですが。


お昼過ぎには地元に戻ってましたが、 もう今日は勉強する気にもなりません。
お昼にピザ食べたし、今日は久しぶりに眠剤飲んで寝ちゃいます。
弟は今日来なかったので、今度あったらまた観察(しちゃうよね(^_^;))してみます。

これからどうするかはゆっくり考えなきゃなとは思ってます。

この日記は読む人によっては不快感を感じると思います。
でも今の自分の率直な感覚を書きたいと思ってそのまま書いています。
私の中でもまとまってない気持ちなので、不愉快だと思ったらすぐ回れ右でお願いします。



アスペルガー症候群って知ってますか?
私、福祉職のくせに最近まで知りませんでした。
今は自閉症スペクトラムと言うようですね。
数年前の一時期、大人の発達障害ってTVでやってたけど、その時仕事忙しかったし障害分野ってよく分からんし自分には関係ないやってスルーしてたんです。


が。


この無職期間。

人生初じゃなかろうかと言うくらいねえさんと会う頻度が上がったんですね。
そりゃあ昔は一緒に住んでましたけど、私は習い事と部活であんまり家にいなかったし、ねえさんも子供でしたからね。ちょっと偏屈な人(それでもちょっと他のお姉さん違うとは思ってた)くらいにしか思ってなかった。

しかし今。もっさんも社会に出て10数年。ケアマネの時は色んな「家族」にも会ったし職場にも色んな人がいた。
そして思う。うちは普通じゃない。
突出して何が変とか家庭内暴力とかじゃないけど、もっと壮絶な環境で育った人には何を甘えたことをと言われるかもしれないけど、機能不全家族と言っても許される感じではないかと思ったり。

まあ、それについては機会があったらおいおい書くとして、ねえさんの話に戻ります。

何から言ったらいいんだろう。
まず、口頭で言ったこと(LINEとかメール以外ということ)を覚えてないことが多い。

自分的に重要だったり衝撃だったことをねえさんに話すんですが、そういうのを覚えてないことが多いんです。
何て言うのかな…友達だったら1ヶ月後とかに話題にしても「ああ、この間すごいビックリしてたもんね」ってすぐ思い出してくれそうなテンションで話したことも綺麗に忘れてる。

あと、一人称がおかしい。
以前は自分のことを「お姉さま」と冗談めかして言ってたんですが、最近外で会うことも増えたしそれはやめようと思ったらしく、変えたのはいいんですが新しい一人称として選んだのが「こっち」。
「こっちはラーメンにするけどあんたは?」「こっちはきのう3人(父母と思われる)で買い物行った」。

…私とあんたはこっち側とそっち側の人間ですか?私が母と仲こじれてるの知ってるよね?その上での「こっち」発言ですか?

まだあります。言外のコミュニケーションが通じない(これはアスペルガーの典型症状みたいですね)。
マックのチキンナゲット15ピースが安いキャンペーンがあって、ちょうどその時辛いソースもやってたんんです。
それでねえさんを誘いました。
マックのチキンナゲット15ピースが安いよ(@゜▽゜@)
辛いソースも!ポテトも食べたいし今日はフードコートいこ!って。

いいよ。って一緒にフードコートに来てくれたのはいいんですが、「じゃ、こっちはケンタッキーにするから。」

…は(゜ロ゜)?
マック付き合ってくれるんじゃなかったの??

「だから。あんたはナゲット食う(←これも口癖。あんたもう30代も後半なんだよ(´д`|||)たまにならいいけど日常的だとイライラするんだよな~これ。)んでしょ。こっちはこっちの好きにするから。」


なにそれ。ナゲット15個一人で食えってか。

そういえば二人で初海外(台湾)行ったときも、こっちは腹減ってない(ほんとこのしゃべり方!)から、あんた食うなら行ってきなよ。ホテルで待ってるから。  って言われた。初海外よ?あれには驚くやら腹立つやら悲しいやら…
足ツボも一人でやってこいって言うし、ほんと一緒にいく人間違えたと思ったね。

アイコンタクトもダメ。
席で喋ってたらコスプレした人がねえさんの後ろの方から歩いてきたから、真横を通るときに顔は動かさずにねえねえ、あれ見て  って言いながらかなり大袈裟に目線だけで訴えたところ「え?何?どれ?」と、まっったく通じない。

これはいつか書いたかもしれないけど、服装全般もおかしい。
服に関しては私も人のこと言えないけど、最低限人に違和感を与えない格好ってあるじゃないですか。
それよりも自分の楽さとか機能性を優先しちゃう。スーツに登山リュックとサンダルとか。
もちろん化粧なんて一切しないし、化粧水もしないから冬は肌ボロボロで、なんなら血が滲んでて直視できない。

そうそう、今度おばあちゃんの七回忌があるんです。
七回忌って喪服ではなさそうだけどその家ならではの雰囲気とかあるし、お仏前とかお花とかどうするんだろ…
って思って、ねえさんに聞いてみたんです(←いい加減学習しても良さそうですね私も。でもも姉妹で足並み揃えるなら姉さんだし…)。ねえ、法事どんな格好で行く?と。そしたら…
「そういうのはお母さんがやるでしょ。まだ何も言われてないけど」と(°Д°)

伝わるかなぁ  この空気感(TT)
母子の微笑ましい相談風景じゃないんですよ。
30代後半にも差し掛かって、慶弔ごとの自分の服装の心配は当然母親がしてくれると思ってるこの異常さ(つД`)
気持ち悪いと思ってしまった私は嫌なやつなんでしょうか。
「ふーん」とだけ答えた私の顔は硬かったと思います。

そして後日。

何事もなかったかのように「そっちは法事来るの?」とLINEが(゜ロ゜)

え?この間服装の話したよね?ってかおばあちゃんの法事だよね?

思わず「行かないって選択肢はあるの?」と剣呑な返信をしました。

そしたら「別に強制参加って訳じゃないと思うけど。ちなみに服装は黒だって」と(◎-◎;)

仕事が確実に休みってバレた上での祖母の法事だよ!?「今回は強制参加です」って宣言される法事はないんだよ!?
そして服装の話したの覚えてたんだね?黒は当然だよ!?
最後に、私の嫌みは通じたかい!?

家族関係に後ろ暗さを感じた上での嫌味な女の自覚ありな一人相撲はこの上ない徒労感でしたorz

最初は気にしないように流せていたんですがそんなことが日常的にあり、わたしの態度もどんどん硬質化。
ねえさんもよせばいいのに私と父母の仲に言及(物凄く驚いたことに無自覚らしい)したことで私の地雷を踏み抜くこと2回。

今から考えれば私と姉の間に友達から聞いたりドラマなんかでよく見るガールズトークや悩み相談、服や化粧品の貸し借りなんてなんにもなかった。
まぁ、姉は化粧品持ってないし同じTシャツ7年くらい着てたし、おばあちゃんのパンツはいてたし学校や友達の話題は嫌ってたからできる要素がひとつもないんだけど。

でも姉妹だから共感したい!
なーんて自分が時間できたからって都合よく期待した私が悪かったのも分かる。
私が母と拗れてるから、姉も姉なりに気を使ってくれてるのも分かる。

でも。「家族と拗れる妹を気遣う姉」的なポジションに収まった姉に苛立ちを覚えたのも事実。
私はとことんまで心が捻れているらしい。

弱っちいことに私は無職期間の一年程でカサンドラと呼ばれる状態に近い精神状態に到達。元々無職であるだけに私自身の精神状態もいいとは言えなかったのもあるかもしれませんが。

喪 姉妹の父ももう73。早ければそろそろ介護も射程に入ってきます。自分の仕事柄 姉と相談してサービス調整しなきゃいけないケアマネさんが本気で心配になってきました( ̄▽ ̄;)
じゃあお前がやれよ!と 思った方、色々あるのです。
そんな姉の言動をネットで検索してみたところアスペルガー症候群にたどり着いたわけです。

そこからは図書館にあるアスペルガー系の本を5、6冊読み、読んだところで…


これって自分もじゃね!?
と、思い至った次第です。これについてはまた書きたいと思います。

そして、最終的にライフサイエンス出版の『おとなの軽度発達障害』という本にあった自閉症スペクトラムのチェックにトライ。
結論から言うと私は「発達障害の傾向がある程度認められる」、つまりグレー。っぽい。
お金に余裕ができたらちゃんと検査受けてみようかな。診断が出ても多分驚かない。

ま、それはおいといて。
私から見た子どもの頃からのねえさんの傾向でチェックしてみたところ、「日常生活に支障が出るレベル。発達障害の診断がつく可能性が高い」。

だよね。私がグレーならねえさんは黒だわ。
そして、自閉症スペクトラムは遺伝する(50~90%、どっかのホームページより)という事実(?)。これについては私の受け止めが追い付いてないので考え中です。

長くなりすぎたのでここまでにします。
これから色々考えなきゃな。

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